2017年12月13日水曜日

没入

最近になって思ったのだが、楽しいイベントに参加することよりも、イベントを楽しむことの方が簡単である。
逆に、楽しくないイベントとは自分が楽しんでいないイベントなのではないか。

とここまで読んだところで、「今日もただの言葉遊びかよ」と思った方がいるだろう。
安心してほしい。僕も書いた文章を読んで「今日もただの言葉遊びかよ」と思った。

しかし、余程合わない(生理的に無理、許容出来ない内容、宗教的教義に反する)のでない限り楽しんでしまった方が良いと思う。
なぜなら、単純にお得だからである。
なんだか今日はライフハックになるかもしれないから、最後まで読んだ方が良いと思う。
なぜなら、単純にお得だからである。

誤解を恐れるので初めに言っておくが、「つまらない」イベントに参加したのはしばらくのところない。どれも楽しいイベントであったが、それに振りかけるスパイスだと思って読んでほしい。こうして保険を掛ければ糾弾されないと学校で教わった。

まず、「楽しもう」とするのに特別気合を入れて頑張る必要はないと思う。
ただ、「少し大げさにやる」だけでいいのだ。
「拍手をいつもより少し強めにやってみる」とか「普段は言わないけど今日は少し歓声をあげてみる」とか「いつもより数ミリ口角を上げてみる」とかそんなくらいで良い。
これは一種の「儀式」であり、イベントという非日常空間に入り込むスイッチなのだ。

完全に個人的な話になるが、ライブでは軽くリズムに乗りながら聴いているのが好きだ。
ただじっと座って聞いているよりも、少し揺れていた方が、自分もメンバーの一人として音楽を作っているような没入感がある。
これはライブに限った話ではない。
イベントは主催者だけではなく、観客も(ある程度)一緒に作っていくものなのだ。
そうすることでイベント自体もより盛り上がるし、イベントが終わった時に観客側にも達成感が残ると思う。
なお、これは個人の意見であるので糾弾するのは避けてほしい。

ちなみに、「少し大げさにやる」の「少し」の部分は重要である。
この儀式を激しくやりすぎるのはやめた方が良い。
なぜなら、単純に嫌われるからである。
不自然な程に度の過ぎた煽りやコールは「イベントの私物化」である。
イベントはあくまで「主催者と観客」で作るものであり、誰か個人のためにあるのではない、という事を謙虚にいつも心においておきたい。

最後になるが、今度ライブなどイベントに参加することがあれば、是非「少しだけ」イベントのビートに乗ってみることをお奨めする。
なぜなら、単純に楽しいからだ。


【合わせて読みたいライフハック】
大掃除

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